2012年8月20日月曜日

るろうに剣心

【あらすじ】
明治維新のために不本意ながら人を斬り続け、「人斬り抜刀斎」として恐れられた剣客緋村剣心が、神谷薫との出会いやライバルたちとの戦いを通じて、新たな時代での生き方を模索していく。

【概要】
明治時代初期の日本が舞台。登場人物や武術の流派は一部を除いて架空のものだが、赤報隊や新選組、そして明治11年(1878年)5月14日の大久保利通暗殺事件(紀尾井坂の変)など、物語の転換点では史実を絡ませている。最近では映画化されまた話題沸騰中の一作品となっている。

医龍

オススメする一作品。【あらすじ】東北の寒村に住まう、天才的な技術を持つ外科医・朝田龍太郎を、明真大学医学部助教授の加藤晶がたずねてくる。心臓の難手術であるバチスタ手術論文を成功させて、自分の教授就任を図り、今の大学医療を改革するために、朝田をスカウトしに来たのだ。
教授・野口賢雄らが支配する封建的な病院体制の中、朝田は研修医伊集院を鍛え、また藤吉を始めとする優秀なメンバーを揃え、次々と難手術を成功に導く。
医局の権威を無視する朝田に、警戒感を持つ野口は、朝田を招いた責任を取らせるために加藤追放と、後任に朝田の最大のライバル霧島軍司を起用する事を決断する。

【概要】
作品をおりなす魅力的な登場人物、医療ミス、抗がん剤治療、院内感染、内科と外科の対立、チーム医療、医局制度と現在医療を取り巻く諸問題を告発する物語である。

【受賞】
第50回(平成16年度)小学館漫画賞青年向け部門受賞

貧乏神が!

異常な幸運で世間のエナジーバランスを乱す桜市子のいる人間界へ、彼女を普通の人間にするために貧乏神界から貧乏神・紅葉が遣わされたことによって騒動が巻き起こされる。

【受賞】
手塚賞入選

土竜の唄

主人公の菊川玲二(きくかわ れいじ)は谷袋署交番勤務で、警察の問題児。広域暴力団数寄矢会(すきやかい)の会長、轟周宝(とどろきしゅうほう)を逮捕するため署長にモグラ(潜入捜査官)を命じられる。 こういったストーリーは映画などではよく見受けられるが、コミックでは意外と珍しい。

2012年8月11日土曜日

ブラックジャックによろしく

『ブラックジャックによろしく』は、研修医が目にする日本の大学病院や医療現場の現状を描いた漫画ま。佐藤秀峰作。医療監修は長屋憲。略称は「ブラよろ」。

2006年1月まで、講談社『週刊モーニング』誌上で連載されていた。本作は2003年にTBS系列でテレビドラマ化された。臨床研修制度の不条理さ、医局の都合により歪められる医療、健康保険制度の矛盾、患者や家族との葛藤などを経て主人公は成長してゆく。

「精神科編」では2001年6月に大阪府池田市で起きた大阪教育大学教育学部附属池田小学校児童殺傷事件とほぼ同一の事件を扱っており、被害者の事を考慮するとテレビドラマ化することは非常に困難とされる。

題名は手塚治虫の漫画『ブラック・ジャック』と『ブッキラによろしく!』に由来するが、内容的には直接の関係はない。

「精神科編」終了後1年以上に渡って連載が中断していたが、小学館のビッグコミックスピリッツに移籍し、2007年8号から「新ブラックジャックによろしく」と改題して連載を再開した。漫画作品の出版社を越える掲載誌移籍は手塚治虫の「W3」や小林よしのりの「ゴーマニズム宣言」があるが、きわめて異例である。

単行本1-13巻の累計発行部数は1000万部を超える。

【受賞】
2002年 第6回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞受賞

もやしもん

「某農業大学」に入学した沢木 惣右衛門 直保(さわき そうえもん ただやす)は、菌やウイルスを視認し、会話する事ができるという不思議な能力を持っていた。彼は、菌やウイルスに関する様々な騒動に巻き込まれていく。

海猿

主人公、仙崎大輔は海上保安庁へ入庁。仙崎はPS型巡視船「ながれ」に配属されたが、船上勤務が退屈だからと潜水士になることを決意した。潜水士試験の中でメンバーの14人のうち、ひとりが死亡してしまうものの、残りの13人は全員潜水士となる。仙崎はその後、PS型巡視船「ながれ」に戻ったが、まもなくPL型巡視船「かいこう」への異動を命じられた。ある日任務中にバディの池澤が海賊に撃たれ殉職する。 自分の周りの人間が死んでいくという不運を乗り越えて、仙崎は救助の最前線に駆けつけていく。そして、2年後潜水士として大きく成長した仙崎は、大型フェリーにおける火災事故に巻き込まれる・・・